- さんぜん
- I
さんぜん【三千】千の三倍。 また, 非常に大きな数量のたとえ。~の寵愛(チヨウアイ)一身にあり〔白居易「長恨歌」より〕後宮の女性三千に分け与えるべき愛をただ一人でうけていること。 唐の玄宗に愛された楊貴妃をいう。IIさんぜん【参禅】座禅して禅を修学すること。 特に, ある師の指導の下に禅の修行をすること。 参学座禅。 問禅。III
「老師の下に~する」
さんぜん【惨然】心を痛めるさま。 みじめなさま。IV「~として楽まざりしを憶ひ/佳人之奇遇(散士)」
さんぜん【潸然】涙を流すさま。V「~として一掬の涙を紫の袴の上に落した/吾輩は猫である(漱石)」
さんぜん【燦然・粲然】鮮やかに輝くさま。 明らかなさま。VI「頭上に~と輝く王冠」
さんぜん【産前】出産の前。 特に, 臨月。⇔ 産後
Japanese explanatory dictionaries. 2013.